わたし達は必ず何かを犠牲にして生きている
使ってるのは「CNN Student News」という雑誌。
アプリで音声が聞けるから、家で読んで、車の中でも聞いて
って感じで、楽しみながらできてる。
文章のリソースは、実際のニュースだから
世界のトピックスを知ることもできる。
色々と考えさせられることも多い。
今読んでいるのがファストファッションが引き起こしてる問題について。
要約すると
トレンドをいち早く店頭で買えるようになった一方で
年間9,200万トンもの生地が廃棄されている。
インドの工場では、アメリカ、イギリス、日本でリサイクルに出された洋服が
ラグやカーペットとして再生産されている。
新しい商品として蘇るのは、一見いいことのように思えるけど
現地の工場は、ちょっと違法よりな運営で、働く環境も悪い。
常にそこらじゅうが糸くずや埃まみれで、働く人は汚れた空気をずっと吸っている。
町にもいい影響はない。
こんな感じ。
華やかでトレンドのデザインを着て喜んでいるのは
一部の人だけで、その美しさや楽しさの裏では
こういう誰かの犠牲が発生しているんだよね。
わたしも好きでよく着ていたけど
こういう話を何年か前に聞くようになってから、足が遠のいている。
流行を追うよりも、シンプルで長く着れるものとか
古着とか自分で作るとか、とにかく1着を大切にしたい気持ち。
でも、年頃の娘がいる身としては、ファストファッションは避けて通れないんだ。
かわいい服が高くない値段で手に入るのは
親子ともにありがたい。
子供のおしゃれを楽しみたい気持ちも尊重したい。
だけど、知ってしまったからにはスルーして手離しで楽しむこともできない。
そもそもファストファッションに限らず、アパレル業界は黒い部分が多い。
だからといって、完全に全て国産で、オーダーメイドで、それか全部自分で作って。
というのも現実的じゃない。
とても悩ましくて、これだって答えがまだ選び切れない。
わかっていながらも、きっとしばらく買ってしまうと思う。
でも、知ってると知らないとでは違うと思うから
子供にも少しずつこういう話もしていけたらいいな。
ファッションに限らず、わたし達は生きている限りなにかを犠牲にせざるを得ない。
毎日食べている食事も、たくさんの命をいただいている。
体だって、何千億という数の細胞が死んでは生まれている。
全てが何かの犠牲の上に成り立っているんだ。
そう考えると、わたし達の命って自分だけのものじゃない気がしてくる。
周りの存在に生かしてもらっているということを、強く感じる。
森井啓二先生という、動物の統合診療医・獣医師であり、西洋医学と代替医療・伝統医療を組み合わせた「統合医療」のパイオニア的な方がいる。
著書を読んだり、お話を拝聴したりするんだけど
「食事=命をいただくのに、自分は相応しい存在かを見つめ直さないといけない。」
ということをおっしゃっていて
いつも、いただきますをする時に思い出す。
でも、思い出すのはその時だけで、食事以外の日常生活に戻るとすっかり忘れてしまう。
これじゃ、とても命をいただくのに相応しい行動はできていないだろうな。
今回、ファストファッションのニュースを読んで
食事以外でも、生かしてもらっているのに相応しい行動ができてるだろうか
たくさん受け取っている分、自分はなにか差し出せているだろうか
そんな風に思った。
まだまだ未熟なことの方が多い。
でも、その分これからできることがたくさんあるのが、唯一の希望だと思いたい。
毎日、ちゃんと問いかけられますように。
「わたしは生かしてもらうのに相応しい存在だったか。」って

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