23年越しの巡礼
パウロ・コエーリョさんの星の巡礼を読み終わりました。
実はこの本、中学生の時に一度手に取っているのだけど
当時の感想は「マジで意味わからん…。つまらなすぎる。」
そう思っていた。
23年越しに読んだ感想は
「すごくあたたかくて面白しろい!こんなに深くて気づきの多い作品だったんだ。」
ということ。
読んでいる途中も、早く続きが読みたくなっていて
おかげでYoutube漬けだった日々からも抜け出すことができた。
印象に残ったシーンがあるというより
全体的に愛がこもっていて、それを文章から強く感じられた。
ペトラスの言葉の中にたくさん学ぶことがあった。
ここ数年、自分とたくさん向き合ってきたからこそ
言葉がじーんと沁みいるように感じられたのだと思う。
途中で紹介されている実習を、ちょっとやってみようかなと思ったけれど
今のわたしには宗教色が強いと感じて、実践までは至らず。
種の実習とか影の実習なんかは、やってみたらできそうだし面白そうだから、いつかやるかもしれない。
中学生の時に意味がわからないとは思っていたけれど
読んでいるうちに、「おかえり」って言ってもらっているような気分に何度もなった。
当時のわたしは、地元を早く出たいとか、周りに理解してもらえる人がいないとか
自己否定も酷かったし、どうやって生きていったらいいのかもわからなかった。
楽しいと思えることもなくて、とにかく本を読んで現実逃避していたような部分がある。
黒歴史といえばそうかもしれない。
でも、わずかに純粋な本来の自分らしさが、まだ残っていた頃だと思う。
だから、その頃の本をもう一度読むことは、特別な体験だった。
読み終わった後、わたしも一緒に冒険してきたような
達成感や、底知れない愛の様なものを感じた。
本は、時間が長く開くほどに、読んだ時の印象の変化も大きいのかもしれない。
次は、同じ作者の「アルケミスト」を読む予定。
この作品は、わたしが生まれた年に出版されたみたい。
きっとなにかの縁がある。
そんな風に感じている。

コメント
コメントを投稿