想いは伝わらなくてもいい。だから書ける。
突然だけど、手紙が好きです。
貰うもうじゃなくて書いて差し出す方。
最近は、DM機能のあるSNSばかりだから
いつでもどこでも、すぐに思っていることを伝えられる。
何かをいただいた時のお礼も。
お別れの挨拶も。
遠くにいる住んでいる人に贈り物をした時に
「届いたよ!ありがとう。」
ってすぐに伝えられたら、贈った人は安心できる。
こういう時は便利だなって思う。
でも、最近は手紙を選びたくなる。
相手の反応はすぐにはわからない。
手紙を書く習慣なんて、ない人の方が多いだろうから
返事がこないことだってある。
それでも、文字を手で書いて送るのは
画面に打ち込む文字より、素直で純粋な気持ちが込められる気がするから。
その方がなんだか心地が良い。
返事がこなくても、相手の反応がわかならなくてもいい。
物理的に、何度か返信のラリーを続けないといけないような、うっすらしたプレッシャーからも解放されてる。
手紙はタイパが悪そうにみえて、実はお互いの時間を無駄に奪い合わない、効率的な面もあるのかもしれない。
一番最近、手紙を書いた話をしよう。
子供が通っている習い事のスタッフさんが、退職してしまうらしい。
通い始めた当時に、その方も入りたてで、なんだか勝手に一緒に歩んできたような気持ちがあったから
親近感があったし、退職されると聞いて、少しだけ寂しくなった。
でも、辞める理由がかっこよくて、自分の店舗を構えるためなのだそう。
わたしより少し年上の方だけど、年齢って本当に関係ない。
いくつになっても、新しいことや目標に向かって生きてる人は、とてもかっこいい。
少し話が反れたけど、子供もよく懐いていて、お世話になったから
「なにかプレゼントしよう、手紙も添えて!」という話になった。
プレゼントは用意した。
子供は手紙を書いた。
さて、わたしはどうしようかな、この前直接ご挨拶したし、書かなくてもいいかな
と思っていたのだけれど、
子供に、「自分の子供がお世話になったんだからか書きなよ!」と言われて
それもそうね、と思って書くことにした。
いざ、書き始めると、止まらなくなってしまって。
ブログをやってるくらいだから、文章を書くのが好きというのもあるけれど
通い始めてからの4年間があっという間で、
色々思い返していたら、書きたいことが溢れてしまったみたい。
書きながら、なんだか泣きそうになっちゃったりして。
最終的には便せん2枚に収まった。
子供よりたくさん書いたらしくて、「そんなに書いたの?」って若干引き気味だった。
昔だったら、こんな風に思っていることが溢れて、書きたいことが止まらないなんてならなかった。
一緒に働いた人への色紙だって
なにを書いたらいいんだろう、こんなこと書いたら変に思われないかな
言いたいことはちゃんと伝わるかな
そう思って、ぐるぐるして、最終的に無難な挨拶で終わる。
後から、もっとこうすればよかったなって思うことが多かった。
今は、自分の意図通りに伝わらなくてもいい、
どう思われてもいい、そんな風に心から思えるから躊躇せずに伝えられる。
言葉の意味は決まっているけど、意外といつだって曖昧で
どう感じるかは受け取り側に委ねるしかないんだ。
相手に委ねられるようになったのは、自分自身との信頼がちゃんと育ってきたからだと思う。
わたしはこう思ってるよ。
ただそれだけでいい。
まだプレゼントも手紙も渡してはいないし
その後に会うタイミングがあるかもわからないから
どんな風に伝わるかはきっと知らないままだと思う。
でも、それでいい。
それがいいと思っている。
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